島宇宙と異文化の話
放送大学で今期から「メディア論」の講義を受講している。
と言っても、科目登録はしていない。
時間に余裕があるので興味がある講義をネットで視聴しているだけである。
印刷教材(=教科書)も自費で購入した。
その講義の中で「島宇宙」という言葉が出てきた。SNS上で作られた同じ趣味や嗜好・考えを持つ人同士が集まって出来たグループを指す言葉である。
他の言葉に言い換えれば「異文化」になるだろうか。「日本語とコミュニケーション」の講義で紹介されていた「文化の島」を思い出す。
「文化の島」とは「目に見える所では違って見えても根っこは同じ」という考えのこと。カタカナ語で表せば「ジャンル」や「クラスタ」になるだろうか。
例えば、趣味の話をするなら同じ趣味を持つ人と話すだろう。趣味の違う人に自分の趣味の話をしても、楽しい会話にするのは難しい。同じ趣味の人同士で話し合い、繋がるのが自然である。
しかし、見えない所でも実は共通点があったりする。
利用してる言語やSNSの種類、個々人で見れば年齢や性別などもあるだろう。
「文化の島」で例えるなら、これらは「地盤」や「地殻」となる部分と言える。
「島宇宙」なら「ダークマター」が近いだろうか。
要するに、一部の表面的な所(この場合は趣味)しか見てないので、同じ日本人同士であっても「文化や価値観が違う(=異文化)」と感じてしまうのである。
しかし、隔たりがあるように見えても、実は見えない所で繋がっているのである。
ではまた(´・ω・`)ノシ
「メディア論」の講義で、同じ趣味や嗜好・考えを持つ人同士が集まって出来たSNS上のグループを「島宇宙」という言葉で例えていたけど、これを身近な言葉で言い換えれば「異文化コミュニケーション」になると思う(´・ω・`) #放送大学 #メディア論
— Tsuyu@雑記ブロガー (@tsuyu1222) 2019年4月4日
続き。そういえば「日本語とコミュニケーション」の講義で「文化の島モデル」というのがあったな。「目に見える所では違って見えても、実は根っこは同じ」という考え。「島宇宙」もこれに通じる所があると思う(´・ω・`) #放送大学 #メディア論 #日本語とコミュニケーション pic.twitter.com/GXmgbJGp7Y
— Tsuyu@雑記ブロガー (@tsuyu1222) 2019年4月4日