旅と散歩の話

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【まどか☆マギカ】記憶とは厄介なもの……魔獣編2巻の感想

 

「前後編」と「叛逆の物語」を繋ぐ「魔獣編」。

その第2巻を読み終えたので、感想諸々を書きたいと思います。

なお「きらら☆マギカ」は購読してないため、

最新のストーリーの展開は把握していませんので、悪しからず。

魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

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新型の魔獣とほむらの記憶

これまで現れた魔獣は決まった型を持った無個性なものでしたが、

今回から「変異魔獣」という新型が登場。

QB曰く「記憶操作魔法を利用して顔見知りの人物に錯覚させている」そうです。

ちなみに、魔獣編のほむらは時間操作の魔法を失っていますが、

代わりに「記憶操作の魔法」を持っており、

他人だけでなく自分にも作用するようです。

 

そして「記憶操作の魔法」と共にほむらが持ち合わせているもの。

それは「まどかの記憶」。

 

「叛逆の物語」では、ほむらのセリフの中に

「記憶とは厄介なもの」とありましたが、

「魔獣編」はその言葉通りの展開になっています。

 

魔獣編にも「1カ月」の縛りがある?

「(さやかが消滅してから)明日で3週間……いえ明日で丁度1カ月

マミのセリフですが、「魔獣編」でほむらが初めて登場するのは

さやかが消滅してから。

そしてこのセリフの前後にあった出来事……それは変異魔獣の出現。

 

元々ほむらは時間遡行をすることが出来ますが、巻き戻せる時間は「1カ月」

「叛逆の物語」では「ほむらちゃんが転校してきてもう1カ月」という

まどかのセリフを皮切りにストーリーが動き出しました。

 

「魔獣編」にも同じような1カ月の縛りがあるように感じます。

ほむらが登場して1カ月が経つ頃に変異魔獣が出現。

もちろん、ほむらの前にも変異魔獣は現れました。

彼女の姿をして。

 

この魔獣からはQB曰く「ほむらの魔力」、

そして「呪いの力」が感じられるそうです。

 

戸惑うほむらと興味津々のQB。

「彼女」の姿をした魔獣の登場をきっかけに、

「魔獣編」のストーリーは大きく動き出します。

 

誰にも分からない、ほむらの「本心」

変異魔獣が現れた翌日、

魔獣の捜索にはお互い干渉しないよう、マミと杏子に提案。

その後は「彼女」の姿をした魔獣と行動を共にすることになります。

 

魔獣とはいえ、姿形は「彼女」そのもの。

ほむらは「彼女」を「偽者」と断じていますが、

世界が書き換わってからずっと独りだったほむらには

言葉通りに「彼女」が映っていたのでしょうか?

 

しかし、ほむらの本心は誰にも分かりません。

「寂しいのに、悲しいのに、誰にもその気持ちを解かってもらえない」

「叛逆の物語」でのほむらのセリフが全てを物語っています。

 

それを見透かしたかのように、

やがて「彼女」はほむらの本心を突いてきます。

この世界を拒んでいる、怖がっている、と。

自分の気持ちは何一つ変わっていない、とほむらは否定しますが、

「私の敵」を目の前に大きく揺れ動きます。

 

私の願い。

私の戦い。

私の記憶。

 

そして……

 

「叛逆の物語」に繋がる次回

次回の第3巻で「魔獣編」は完結とのこと。

最初にも書いた通り、

「魔獣編」は「前後編」と「叛逆の物語」を繋ぐストーリー。

ここで「叛逆の物語」をちょっと振り返ります。

  • ほむらは自分が魔女になったことを知らない。
  • 遮断フィールドに閉じ込められ、QBに「実験」されている。
  • 自分のソウルジェムの内側に結界を作り「被害者」を連れ込んでいる。
  • その中には「存在しないキャラクター」も紛れ込んでいる。
  • 転校生は所謂「メガほむ」の姿で登場。

 

ほむらのソウルジェムの行方、そしてQBの動向が気になる所。

失われた「時間操作の魔法」に「彼女」の姿をした魔獣と、

QBの「知的好奇心」は増すばかり。

「バッドエンド」になるのは間違いなしですが、果たしてどうなるのやら。

 

ではまた(´・ω・`)ノシ

 

魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

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魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

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