旅と散歩の話

雑記系のブログ。旅行と地域ネタを中心に、心理学やサブカルチャーに関する話を書いています。

ちょっと鶴見線乗ってきた(1)

いつでも行けると思うと、いつまでも行かない。

東京の人は、いつまでたっても泉岳寺を訪れないし、

東京タワーには昇らない。

こういうところは修学旅行で来た生徒のほうが知っている。

 

宮脇俊三『時刻表2万キロ』より

 

7月の三連休を使ってどこかへ行こうと色々と考えた結果、

鶴見線に行くことにしました。

 

上の宮脇氏の言葉ではありませんが、

実際「いつでも行けそうなところ」って

いつまで経っても行かないんですよね。

「いつでも行ける」って思ってるから。

「行けたら行く」の感覚に近いような感じです。

ちなみに、上記の宮脇氏の言葉も鶴見線の章に書かれてました。

 

今回見てきた駅は次の三か所です。

1.国道駅

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横浜市にあるとは思えない駅。

その雰囲気はまるで廃墟かお化け屋敷のよう。

しかし、駅の周りには大きなマンションが立ち並ぶ、

普通の住宅街でした。

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「ユニバーサルデザイン」と「普通」という名の「障害」

4月から放送大学で「情報社会のユニバーサルデザイン

という講義を受講しています。

 

ユニバーサルデザインと言うと、

「障害者のためのもの」という印象がありますが、

それは大きな間違いです。

むしろ「障害者」よりも「普通の人」に

掛かって来る言葉だと思います。

 

今回は「ユニバーサルデザイン」と

「普通」という名の「障害」について書こうと思います。

 

情報社会のユニバーサルデザイン (放送大学教材)

情報社会のユニバーサルデザイン (放送大学教材)

 

 

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小ネタまとめ(6・脳とコンピュータと人工知能)

4月から放送大学で「認知心理学」の講義を受けているのですが、

情報処理(IT)関係の言葉を多くみかけます。

記憶に関するものだけでも、

作業記憶(ワーキングメモリ)、宣言記憶、スクリプトetc…

と、聞き覚えのある言葉が多数出てきます。

情報処理の講義ではCPUは脳に例えられることが多いのですが、

実際に人間の脳とCPUは似ているのです。

 

と言う訳で今回は脳とコンピュータ、そして人工知能について書こうと思います。

 

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2017中国地方ローカル線の旅(終・高松市:男木島)

4月2日~5日に中国地方のローカル線を周った旅のまとめシリーズ。

今回が行程の最終日。

ローカル線から外れて瀬戸内海に浮かぶ高松市男木島へ。

「猫島」として有名なところです。

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男木島(おぎじま)は、瀬戸内海にある香川県高松市男木町に属する。また、男木島は「」、女木島は「」をさし、両者で雌雄島(しゆうじま)を成す[1]

(中略)

多島海の眺望に加え、急勾配の斜面に建つ家屋と街路は、男木島独特の景観である[6]。そして、男木島灯台[7][注 3]・大井海水浴場・男木島水仙郷などで観光客を集める。近年は瀬戸内国際芸術祭とともに、過去開催の恒久作品の鑑賞に多くの方が訪れている。

 

男木島 - Wikipedia



岡山から瀬戸大橋線で高松へ。

高松までは快速で約1時間ほど。

 

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2017中国地方ローカル線の旅(6・木次線:日登駅)

4月2日~5日に中国地方のローカル線を周った旅のまとめシリーズ。

今回は木次線日登駅です。

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日登駅(ひのぼりえき)は、島根県雲南市木次町寺領にある、西日本旅客鉄道JR西日本木次線である。愛称は「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)。

備後落合方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)。木造の駅舎が残っている。木次鉄道部管理の簡易委託駅POS端末等の設置はなく、常備券を発券している。

 

日登駅 - Wikipedia

 

これまで三江線をメインに取り上げて来ましたが、

木次線も負けず劣らずのローカル線。

車窓からの風光明媚な景色はもちろん、

全国でも珍しい三段式のスイッチバックや、

国道314号の「奥出雲おろちループ」を眺めることもできます。

そして、運行本数が少ないのもお約束。

宍道駅~木次駅間は1 - 2時間に1本程度ですが、山奥に向かうほど本数が減り、

最も少ない出雲横田~備後落合駅間では1日僅か3往復となります。

木次線 - Wikipedia

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2017中国地方ローカル線の旅(5・三江線:千金駅)

4月2日~5日に中国地方のローカル線を周った旅のまとめシリーズ。

今回は三江線千金駅です。

 

千金駅(ちがねえき)は、島根県江津市金田町にある、西日本旅客鉄道JR西日本三江線

列車運休時の代行バスや、2012年10月1日から12月31日まで実施されたJR三江線増便社会実験で運行されたバス便は周辺道路が狭いこともあり、すべて当駅を通過する。

 

千金駅 - Wikipedia

 

石見川本駅を出た列車は江津駅に到着。

その後一休みして再び三江線に乗ります。

ちなみに江津駅のある江津市は、

東京からの移動時間距離が全国で一番遠い街だそうです。

江津市 - Wikipedia

 

最近はこのくらいの方が旅情があって良いと思うようになりました。

 

江津駅から10分ほどで千金駅に到着。

ここから1時間ほどかけて江津駅まで歩いて戻ります。

 周辺はこんな感じ。


 

 

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こちらは駅の入り口側から撮った写真。

民家と完全に一体化しています。

 

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2017中国地方ローカル線の旅(4・三江線:石見川本駅)

4月2日~5日に中国地方のローカル線を周った旅のまとめシリーズ。

今回は三江線石見川本駅です。

 

石見川本駅(いわみかわもとえき)は、島根県邑智郡川本町大字川本弓市にある、西日本旅客鉄道JR西日本三江線

(中略)

以前は土曜以外に夜間滞泊があった。上りのみ当駅止まり・始発の列車がある。浜原方面から到着した列車が、ホームでの留置時間の後に改めて江津方面行きとなる。

当駅から江津までは閉塞区間であり交換可能駅がない。

 

石見川本駅 - Wikipedia

 

まずは三次を出発。

10時02分と随分遅い時間ですが、

その一本前が5時53分という早い時間なので、

余裕をもって乗れる列車となるとこの時間までありません。

ちなみに次の14時11分の列車は昨日長谷駅を訪れた時に乗ったものです。

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