青春18きっぷと旅情の話
土曜日に「青春18きっぷ」のポスターの展示会へ行って来ました。
当日は制作者によるトークショーも開かれていました。
聞いていて印象に残ったのは「旅情は寂しさが作る」という言葉。
確かにグループ旅行や家族旅行では「寂しさ」は出ないですよね。
一人旅だからこそ、「寂しさ」は出るのだと思います。
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旅情とは
「どこも同じような街並みで、どこも同じチェーン店やコンビニが並んでいる」
と、文句を言う人がたまにいますが、私はそうは思いません。
ちゃんとよく観察すればその土地の特徴が見れるからです。
例えば、待ちゆく人や駅員さんの会話。
耳を立てると方言丸出しというのは珍しくありません。
雪の多い地域なら縦になった信号機や、二重になった玄関、
雪下ろし用の梯子などがあるでしょう。
生まれも育ちも千葉である自分には凄く新鮮に見える景色です。
旅情というのは必ずしも観光名所や地域の特産品、
あるいはローカル線や秘境駅だけのものでは無いのです。
むしろ、雑誌やネットなどに載っていない所に
旅情というものはあるのではないでしょうか?
最後に18きっぷのコピーの中でお気に入りのものを紹介して
締めたいと思います。
- ああ、ここだ、と思う駅がきっとある。(1999年夏)
- たまには道草ばっかりしてみる。(2001年春)
- 余計な音は、ありません。(2006年冬)
ではまた(´・ω・`)ノシ
【駅間歩き】徳島線・佃駅と辻駅
【駅訪問】土讃線・新改駅
今回は土讃線の新改駅。
こちらも負けず劣らずの雰囲気。
駅前に舗装された道路がある分、
坪尻駅よりも訪れやすいと思います。
ただし、野生動物とガードレールの無い断崖絶壁にはご注意を。
駅の特徴は下記の通り。
周辺地図はこちら。
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ギャラリー
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駅ホームより高松・阿波池田方面
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こちらは土佐山田・高知方面。
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駅周辺を散策開始。
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麓に向かって下っていきます。
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急カーブにあるカーブミラー
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カーブミラー右側の脇道
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カーブミラーを背に撮影。
左側は駅へ、右側は麓の集落へ。
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物凄い断崖絶壁なのですが、
ガードレールはありません。
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(色々と)山手注意
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謎の構造物。滝と言っていいのでしょうか?
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わな(意味深
時間が無いのでここでUターン。
この先に集落があるようです。
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戻ってきて駅の撮影
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駅ノートと管理台帳。
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ホームの先端から撮影
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ホームから見る麓。
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地元の交流施設を示す看板。
時間が限られていたのでそこまでは行けませんでした。
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時刻表。
停車する列車は上り5本・下り7本のみ。
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改札口
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駅ホームで列車を待ちます。
麓のダムは桜の名所・・・らしい
まさか桜の名所と噂される所で桜を見ないで帰るとは・・・
牛肉のない牛丼みたいなものですね。
時間が無くて中途半端な所で引き返す、
というのは今に始まったことでは無いのですが、
今回はその悔しさが桁違いです。
上り5本・下り7本と本数が少ないので、
滞在時間が短くなる時間帯を選んだのですが、
これがそもそもの間違い。
2~3時間ぐらいならあっという間に過ごせるような所でした。
もっとも、そう思えるかどうかは
実際に訪れてみないと分からないのですが・・・
一番良いのは一つ前の駅から歩いて行くことですね。
最初から歩くことを想定しておけば、
ある程度の時間を確保して工程を組むことになるので、
時間に余裕を持たせやすくなります。
もちろんバスやタクシーを使うのも良いのですが、
地元の空気を味わうなら出来れば歩きたいところ。
万が一の時に使うくらいで良いと思います。
新改駅の場合なら一つ隣の土佐山田駅へ向かう形が良いと思います。
こちらは停車する本数も多く、特急列車も停まるので、
予定の列車を逃してもスケジュールの修正がしやすいのがポイント。
7.5kmとちょっと距離がありますが、
2時間あれば十分でしょう。
周辺の景色を観察しながら行けば、
意外とあっさり着くと思います。
・・・この発想が何故行く前に出来なかったんだろう?
書いていて悔しさが再びこみ上げてきました。ぐぬぬ。
ではまた(´・ω・`)ノシ
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【駅訪問】徳島線・学駅
4月に四国を周った時に訪れました。
合格祈願のお守りで有名な所ですが、
ちょっと歩けば吉野川が望めます。
駅の特徴は下記の通り。
周辺地図はこちら。
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ギャラリー
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駅名標と桜。
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線路沿いに歩きます。
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踏切から駅方面を撮影。
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このまま駅周辺を散策します。
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住宅街なので脇道がチラホラ。
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国道の向かい側に気になる土手
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土手の先にあったのは吉野川。
ここから見れるとは思わなかった。
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自転車に乗りたくなる衝動が……
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まだ駅舎を撮ってなかった。
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地名の由来。
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反対側のホームを撮影。
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跨線橋から阿波池田方面。
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反対側の徳島方面
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よく見ると桜の意匠が。
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阿波池田方面へ向かう列車を待ちます。
桜の時期に訪れたい駅。なんだけど・・・
「学問の駅」とでも言えばいいのでしょうか。
福岡県の太宰府天満宮をはじめ、
学問の神様を祀った神社は全国各地にありますが、
こちらは神社ではなくて駅。
入場券は他のJR四国の駅でも購入出来るそうですが、
実際に駅を訪れた方がご利益があるんじゃないでしょうか。
徳島駅からは各駅停車で行っても1時間程度ですからね。
ついでに吉野川も見てくればちょっとした小旅行になります。
もちろん、訪れるなら桜のシーズンが一番。
ただ、肝心な「桜の木」がちょっと物足りないような・・・
せめて駅前に「桜並木道」くらいはあっても良いと思います。
ではまた(´・ω・`)ノシ
新函館北斗駅の周辺(まとめ) 「何もない」から面白い
道南地域は「何もない」?
北海道新幹線が開業してもうすぐ2カ月が経とうとしています。
新幹線の開業を機に北海道の観光地をPRする広告や
キャンペーンを多数見てますが、
ほとんどは函館や五稜郭、あるいは札幌ですね。
この辺りはまだいいのですが、
道南とは程遠い場所まで出てきます。
函館から一体どのくらいの時間がかかると思っているのでしょうか?
札幌ですら特急列車で3時間以上もかかるのです。
これらの地域を旅行するのであれば
飛行機を使う方が楽、というのは想像に難くありません。
北海道新幹線のPRとしては余りにもお粗末。
新幹線は関係ない、と言うなら話は別ですが、
それはそれで寂しいもの。
それよりも道南地域をもっと深く掘り下げるべきではないでしょうか?
確かに道南の見どころですぐに思いつくのは
周辺の観光地を紹介する記事を見つけましたが、
車の利用が前提条件とされています。
駅周辺にはレンタカー会社とレストランが1件ある程度。徒歩で巡れる観光スポットはないといって良い。本稿では車で巡ることを前提に、新函館北斗駅周辺の魅力的な観光スポットをご紹介する。
言い換えると「車が運転出来ない人には見どころ無いよ」
と言うことになります。
でも本当に「何もない」のでしょうか?
何を見て「何もない」と言うのでしょうか?
続きを読む
新函館北斗駅の周辺(23)新函館北斗駅
(今回の工程:2016/4/16 流山温泉1655→新函館北斗1715)
長く続いた道南旅行も今回で最後。
締めは今一番注目が集まってる駅であろう、新函館北斗駅です。
記事のタイトルがなんとも珍妙なものになってしまいましたが、
他の記事と合わせるためにこうなりました。
駅の特徴は下記の通り。
路線図はこちら。
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ギャラリー
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在来線ホームより森方面。
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在来線ホームより函館方面。
このホームの先にはこだてライナーの乗り場があります。
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向かい側にあるホームと駅票。
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駅構内の北口へ向かう通路。平日なのでガラガラです。
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窓越しに見る駅前の風景。
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駅北口。タクシー乗り場しかありません。
ついでにタクシーも見当たりません。
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真新しい新幹線の駅と一両のディーゼルカー。
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駅舎(北口)
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南口へ向かって歩きます。
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この位置からだと駅に見えない・・・
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ちょうど貨物列車が通過して行きました。
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十字路を右に曲がります。
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進行方向反対側。
こちらは広大な畑が広がるのみ。
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線路をくぐって十字路を再び右折。
これで南口側へ行けます。
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なぜか駅前に運動公園が。
利用する人はというと・・・
平日だから仕方ないですね。
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新幹線の看板。
左下のキモイキャラは「ずーしーほっきー」という
観光客に需要があるかは知りません。
ついでに最初はコレに見えました。
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南口正面。
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南口の方は住宅が点在しています。
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高速バスの時刻表。
夜行便もありますが、
ここでバスを待つのは辛そうです。
何もかもが中途半端な駅
観光客を呼びたい割にはレンタカー屋しかないし、
住民の足と考えても住宅街から遠すぎるし、
そもそも普通列車の一部はこっちに来ないし・・・
などなど、ツッコミ所が多すぎてコメントに困ります。
世の中には「なんでこんな駅があるんだろう?」
と思わせる駅がたくさんありますが、
新函館北斗駅はその筆頭候補に挙げられますね。
南口の方では商業施設の工事が行われていましたが・・・
新幹線の開業に合わせて作れないのでしょうか?
ちなみに下の記事によるとオープンするのは来年2月だそうです。
遅いよ。
さて、今回の記事で23の駅全てを紹介することが出来ました。
次回の記事で今回の道南旅行のまとめを作りたいと思います。
ではまた(´・ω・`)ノシ
函館本線駅めぐり(23)新函館北斗駅 by (C)Tsuyu
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