新函館北斗駅の周辺(まとめ) 「何もない」から面白い
道南地域は「何もない」?
北海道新幹線が開業してもうすぐ2カ月が経とうとしています。
新幹線の開業を機に北海道の観光地をPRする広告や
キャンペーンを多数見てますが、
ほとんどは函館や五稜郭、あるいは札幌ですね。
この辺りはまだいいのですが、
道南とは程遠い場所まで出てきます。
函館から一体どのくらいの時間がかかると思っているのでしょうか?
札幌ですら特急列車で3時間以上もかかるのです。
これらの地域を旅行するのであれば
飛行機を使う方が楽、というのは想像に難くありません。
北海道新幹線のPRとしては余りにもお粗末。
新幹線は関係ない、と言うなら話は別ですが、
それはそれで寂しいもの。
それよりも道南地域をもっと深く掘り下げるべきではないでしょうか?
確かに道南の見どころですぐに思いつくのは
周辺の観光地を紹介する記事を見つけましたが、
車の利用が前提条件とされています。
駅周辺にはレンタカー会社とレストランが1件ある程度。徒歩で巡れる観光スポットはないといって良い。本稿では車で巡ることを前提に、新函館北斗駅周辺の魅力的な観光スポットをご紹介する。
言い換えると「車が運転出来ない人には見どころ無いよ」
と言うことになります。
でも本当に「何もない」のでしょうか?
何を見て「何もない」と言うのでしょうか?
「何もない」から面白い
新函館北斗駅の見どころは周辺の駅と函館本線そのものだと思います。
これまで新函館北斗駅とその周辺にある23の駅を紹介してきましたが、
住宅街にある駅から珍妙な名前の駅、そして秘境駅と実に様々。
何もないような所でも、実際に訪れることで初めて目にするものは数多いです。
強風に晒されたり(駒ヶ岳駅)、藪の中を強行突破(流山温泉駅)することも。
実際に訪れないと体験出来ないことばかりです。
また、道南地域は歴史的に見ても面白い地域です。
それ以前の歴史はよく分かっていません。
初めて和人が蝦夷地に上陸したのはいつなのか?
いつから開拓がはじまり村ができたのか?
大学などで日本史を専門に学んだ方ならすぐ分かるのかもしれませんが、
私のように義務教育レベルの知識しかない人間にとって、
箱館戦争以前の歴史は謎ばっかり。
今回の旅行をまとめるに辺り色々と調べましたが、
初めて知ったことは数多いです。
ここまで書いてもう一度聞きます。
この地域は本当に「何もない」のでしょうか?
そして「何もない」と言う人は一体何を見てそう言えるのでしょうか?
今一度自分の目でよく見て確かめるべきだと思います。
最後に
本当はいさりび鉄道の沿線も散策したかったのですが、
北海道・東日本パスのフリー区間には含まれていなかったので
今回は断念しました。
旅行前はいさりび鉄道の区間を自由に乗り降りできる切符は無い、
と思っていたのですが、実はこの記事を書いてる間にちゃんと有ることが
判明しました。
情報収集が甘かったことを今になって悔やんでいます。ぐぬぬ。
いさりび鉄道のほか、今回訪れた駅の中にも散策できる時間が
ほとんど取れなかった所がいくつかありました。
また、記事を書くに連れて詳しく見てみたい所も出てきました。
すぐに行くのは難しいですが、改めてまた訪れてみたいと思います。
北海道という土地は内地の私から見たらとても魅力的な場所なので。
ではまた(´・ω・`)ノシ
過去記事の一覧はこちら。
当日の実況ツイートのまとめ。
旅行中の写真は全てフォト蔵にアップしました。
ブログに載せてないものも多数あります。